アイリスオーヤマが茨城に新工場 LED照明を増産へ

握手を交わすアイリスオーヤマの大山健太郎社長(右)と橋本昌茨城県知事=22日午後、茨城県庁(上村茉由撮影)
握手を交わすアイリスオーヤマの大山健太郎社長(右)と橋本昌茨城県知事=22日午後、茨城県庁(上村茉由撮影)【拡大】

 アイリスオーヤマ(仙台市)は22日、茨城県阿見町に国内9カ所目となる「つくば工場」を新設すると発表した。2020年東京五輪などを控え、首都圏を中心に需要拡大が見込まれる発光ダイオード(LED)照明の生産体制を強化する。

 同社と県は同日、阿見町にある阿見東部工業団地の約6.3ヘクタールの土地売買契約を結んだ。2017年9月に完工し、新たに130人を雇用する予定。LED照明は、中国・大連と佐賀県鳥栖市の工場を含めて3工場体制での生産となる。