ざこ寝ができる飛行機、関空救世主になるか? NZ航空がエコノミークラスに革新 (3/3ページ)

足元を広げることで平らなベッドのようなスペースをつくることができるニュージーランド航空のスカイカウチ
足元を広げることで平らなベッドのようなスペースをつくることができるニュージーランド航空のスカイカウチ【拡大】

  • 足元を広げることで平らなベッドのようなスペースをつくることができるニュージーランド航空のスカイカウチ
  • ニュージーランド航空のボーイングB787の機体

バンシ流は不発?

 NZ航空の復活しか明るい話題のなかった関空長距離便。今後の展望はどうか。鍵を握るのは、関西エアポートに出資する仏空港運営大手バンシ・エアポートだ。

 世界34空港の運営に参画するバンシには、各国の航空会社と接点を持っているという強みがある。また、精度の高い需要予測とそれに基づくきめ細かな着陸料の設定といったノウハウを持つ路線誘致の専門部隊も持っている。

 だが、現在までのところ関空で「バンシ流」は成果を上げているとは言い難い。

 10月28日の会見で関西エアポートの山谷佳之社長は「需要をしっかりと分析し、伸びるところを徹底的に伸ばす。長距離便も当然やらないといけないが、中国からさらにたくさん訪日客が来てくれそうだという状況で、それを止めて(長距離便に)シフトはしない」と話しており、当面は好調な中国や韓国など東アジア路線偏重が続くとみられる。