三栄建築設計、住宅診断専門の子会社設立 来年1月事業開始

 三栄建築設計は住宅診断を専門に行う全額出資会社「サン住宅品質検査」(東京都杉並区、資本金1000万円)を設立、2017年1月下旬に事業を開始する。

 同社では第三者機関による検査に加え、商品管理室に設置された施工品質課を通じ、自社のすべての新築住宅に対して検査を行う対策を構築してきた。こうした中、2013年に既存住宅診断のガイドラインが策定され、中古住宅流通の活性化が見込まれていることから、別法人の設立によって対応していくことにした。

 同社は東京23区エリアを中心として、主に首都圏で年間1500棟の都市型建て売り分譲住宅と、注文住宅を供給している。

 「同じ家はつくらない」をモットーとして掲げており、分譲住宅でも物件ごとにコンセプトを定め、その考えにに沿う形で住宅をデザインしている。