【JAPAN style】観光ビジネス、海外富裕層に照準 富士山挙式、高級リムジンなど豪華プラン (1/4ページ)

JR東日本が来春から運行する豪華観光電車「トレインスイート四季島」の車内ラウンジのイメージ(JR東日本提供)
JR東日本が来春から運行する豪華観光電車「トレインスイート四季島」の車内ラウンジのイメージ(JR東日本提供)【拡大】

  • 富裕層向けのオーダーメード旅行商品販売を展開するJTBの「ロイヤルロード銀座」。待合室にも高級感が漂う=東京都中央区

 観光振興に向け、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法が26日施行された一方、富裕層をターゲットとした観光ビジネスが盛り上がり始めている。中国人ツアー客らによる「爆買い」がなりを潜める中、旅行消費拡大の新たな牽引(けんいん)役として期待が集まっている。自然や食などの観光資源に恵まれる日本だが、富裕層を引き付けるには快適な移動や滞在が可能となる環境整備が不可欠で、官民で取り組みが進もうとしている。

 国内の高品質素材増

 革張りの椅子に、キャビネットに飾られた調度品。まるで洋館の応接室を思わせる空間で、経験豊富な担当者が、思い描くこだわりの旅行プランを形にしてくれる。旅行大手JTBグループが運営する高品質旅行専門店「ロイヤルロード銀座」(東京都中央区)だ。

 これまでロイヤルロードは海外旅行のオーダーメード商品を手がけてきたが、今年5月から新たに国内旅行のオーダーメードを始めた。海外顧客向け担当の桑田康弘グループリーダーは「国内で高品質の観光素材が増えており、海外からの注文が増えた」と背景を話す。

最近では「富士山五合目での結婚式プラン」や…