“眠る”中小ものづくり技術発掘 TRINUS ウェブでデザイン公募、商品化 (1/2ページ)

2016.12.27 05:00

TRINUSの佐藤真矢社長。手前は同社の仕組みで誕生した生活用品=東京都千代田区
TRINUSの佐藤真矢社長。手前は同社の仕組みで誕生した生活用品=東京都千代田区【拡大】

 国内の中小企業が抱える優れたものづくり技術を反映した、使いたいと思う生活用品を生み出す-。そんなコンセプトを掲げるファブレスメーカーがTRINUS(トリナス)だ。自社ウェブサイトを通じて、発掘したものづくり技術を生かせる商品デザインを公募、製品化を目指す仕組みを作り出した。すでに3つの製品が誕生しており、今後も“メード・イン・ジャパン”にこだわっていく。

 「中小企業には面白い、すごい技術があるのに、自分の目には手つかずで眠っているように感じた」ことが創業のきっかけだったと佐藤真矢社長は振り返る。国内に“眠る”ように存在する優れた技術力と、消費者が納得できる価格で提供するための商品デザイン力を掛け合わせ、形(製品)に落とし込み、市場へ展開するのがトリナスの立ち位置だ。

 同社サイトでは、商品デザイン募集に際し、ものづくり技術だけでなく、技術を有する中小企業などについても詳細な情報を提供。応募作品はサイト上で公開され、その中から製品化が決まる仕組みだ。製品はトリナスの商品として販売する。

 技術提供の中小企業にとっては、製品化されればトリナスから新たな仕事が発注されることになる上、「商品デザインの公募段階で、自分たちの技術に対する新たな気づきにもなり、新商品として市場に出ればPRにもなる」(佐藤社長)。

 一方、商品デザインの応募者にもメリットがある。製品開発着手の段階で賞金5万円が、販売後にはトリナスの売り上げの3%がロイヤルティーとして払われる。これまでに7件の商品デザイン募集に対し873件の応募が寄せられた。サイト上での不特定多数に向けた公募は、その道を目指す若きデザイナーの力を生かすことにもつながるのだという。

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