伊佐ホームズ、箱根の名門旅館リニューアル 高級木造住宅の技術で空間演出 (1/2ページ)

2016.12.27 06:12

「ネストイン箱根俵石閣」の離れの客室。カラマツの無垢材をふんだんに活用し、薪ストーブを設置した=神奈川県箱根町(淺川敏氏撮影)
「ネストイン箱根俵石閣」の離れの客室。カラマツの無垢材をふんだんに活用し、薪ストーブを設置した=神奈川県箱根町(淺川敏氏撮影)【拡大】

 日本の代表的な観光地である箱根(神奈川県)は、宿泊施設の大規模なリニューアルや、バブル期に建てられた保養所の用途変更などが活発に行われている。訪日外国人旅行者の急増に伴い宿泊施設の確保が喫緊の課題となっているからだ。こうした中、ひときわ目立つ大型プロジェクトが完成した。再生したのは箱根仙石原で100年の歴史を誇る俵石閣(ひょうせきかく)。「ネストイン箱根俵石閣」として生まれ変わった。このうち、本館の改修と離れの客室の新築を請け負ったのが、木造注文住宅の設計施工を行う伊佐ホームズ(東京都世田谷区)だ。

 富士箱根伊豆国立公園の特別地域に指定された土地に建つ俵石閣は、投資会社のマイルストーンターンアラウンドマネジメント(MTM)が2014年に取得した。全体の敷地面積は約8万平方メートル。行き届いたサービスの提供に力を入れるのではなく、「自発的に精神が解放される」ようなソフトを仕掛けていくことが、今回のリニューアルの狙いだ。

 建物はこうした考え方のベースとなるだけに、伊佐ホームズは「本物の素材を活用しなければ精神の啓発にたどり着けないと主張し続けた」(村壽(むらじゅ)知恵・設計主任)。

 伊佐ホームズが旅館の建築を請け負うのは今回が初めて。「現在の高級旅館は個人志向を強めており、そのニーズに応えるためリビングの心地よさを訴求した」(伊佐裕(ひろし)社長)といったように、高級木造住宅のノウハウを随所に反映させた。

同社が施工したのはあえて「別荘」と名付けた新築の11棟の客室群

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