新型C-HRは「格好の良さと走りの良さ」で、アンチトヨタ派を狙い撃ち! (2/2ページ)


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 更に、宿舎とニュルの近くにある「L74」という狭くて交通量が多く路面の荒れた一般の山坂道で、 地元のドライバーが速度を落とさず路肩に沿って走り抜けていく様子から、ここを意のままに安定して走る性能が必要だと判断。

 わざわざ「L74」を評価コースに加えて、開発を行ったとのこと。まさしく新型C-HRは、ドイツで鍛え上げた走りを身に付けているのです。

 「もっといいクルマづくり」で、アンチトヨタ派を狙い撃ち

 新型C-HRは、スタイルも非常に斬新で、コンパクトSUVの中でも突出した個性を放っています。実車を見るととても国産の市販車とは思えないほど、切れの良いプレスラインや強烈な抑揚のフェンダーなど、個性的なデザインが満載。

 そのため鋼板のプレスラインでも、通常トヨタ車は10R以上、レクサスでも8Rのところを、新型C-HRでは最小5Rを実現しました。欧州プレミアムカーでも歪みが出てしまう程の難易度ですが、開発陣の熱い情熱でトヨタ品質でのプレスを可能にしたのです。

 古場主査は「新型C-HRは、台数狙いではなくアンチトヨタ派への提案」の旨を語り、小西CEは「今はトヨタの誰もが、どうしたらやれるのか?を考えて取り組んでいる」とコメントしています。新型C-HRの開発ストーリーから、豊田章男社長の「もっといいクルマづくり」の提言がトヨタに深く根差し始めたと、あらためて実感した次第です。

 (星崎 俊浩)

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