トヨタが「新ハイブリッドシステム」をマツダ、スバル、スズキに外販か? (1/2ページ)


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 トヨタ自動車(以下トヨタ)がパワートレーンの外販に乗り出すそうです。

 同社は「もっといいクルマづくり」のための構造改革「TNGA」(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」のもと、4代目プリウスやC‐HRに走行性能を大幅に高めた新プラットフォーム採用しました。

 さらに昨年12月6日には、動力性能を約10%向上させながらも、燃費を約20%向上させた「新ハイブリッドシステム」を開発したと発表。

 2.5L直4直噴エンジンと、ダイレクトシフト8AT/10ATの組合せにより、これまでのハイブリッドの走りのイメージを一新する発進加速性能や、高速域でのエンジン間欠制御により、高速走行時の燃費を向上させているそうです。

 同社は今後、新ハイブリッドシステムの搭載車種を順次拡大するそうで、2021年までに世界の主要市場で販売するクルマの60%以上に搭載するとしています。

 そうしたなか、ロイターによると、自社環境技術の普及や開発投資の早期回収などを目的に、2020年以降、提携関係にあるマツダ、スバル、スズキへの新ハイブリッドシステム供給を予定している模様。

マツダやスバル、スズキがすべて自社で賄うのは難しい

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