スリーエム、企業の看板維持管理を支援 落下事故相次ぎ

2017.1.9 05:00

 化学・事務用品大手、米3M(スリーエム)の日本法人「スリーエム ジャパン」は、看板の維持管理を支援する法人向けサービスを始めた。看板の落下事故が全国で相次いだことを受け、今後強化される規制への対応を迫られる企業ニーズを取り込む。同社は企業ロゴなどを看板に貼るフィルム資材を手掛けており、こうしたサービスは国内初という。

 顧客としては人通りの多い場所に支店を展開する銀行などを想定。まずは台風のルートとなることが多く看板の劣化が進みやすい九州を中心に営業を強め契約を伸ばす。

 このサービスでは、同社が各店舗を調べ、看板の設置場所や経過年数、腐食や損傷状態の写真などをリスト化する。

 劣化の状況や自治体による設置許可の更新時期などを基に修繕計画を作り、管理に役立てる。顧客企業はリストを閲覧できる。

 看板が10個ある店を100店舗運営する平均的な地銀の場合、料金は年間180万円からと想定。現地調査の費用は別途かかる。スリーエムは「死傷事故が起きれば、その企業は一瞬にして信用を失う。管理に手が回らない企業に利用してもらいたい」と話している。

 札幌市で2015年2月、飲食店の看板の一部が歩道に落ち、下にいた人が大けがをした事故などを受け、国土交通省は16年春、看板の管理に関するガイドラインを見直した。詳細な点検結果を自治体へ報告する義務を企業に課しており、各自治体はこれに従って条例を順次、改正する。

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