IT人材獲得競争過熱 日本の自動車メーカー、賃金高騰を懸念 (1/4ページ)

2017.1.10 06:53

日産自動車の自動運転技術「プロパイロット」を搭載したミニバン「セレナ」のインパネ(ブルームバーグ)
日産自動車の自動運転技術「プロパイロット」を搭載したミニバン「セレナ」のインパネ(ブルームバーグ)【拡大】

 日本の自動車メーカーがIT技術者の獲得を急いでいる。車載機器とスマホを連携させ利便性の高いサービスを提供したり、自動運転や安全技術の向上に伴う自動車のIT化が進展しているためだ。ただ、優秀な人材を獲得するには、IT業界や金融業など異業種との人材獲得競争に勝たなければならず、自動車業界内では賃金高騰につながるとの懸念が広がっている。

 他業種と報酬に大差

 ヘッドハンターで、人材紹介会社HCCRの採用担当マネージング・ディレクターのケーシー・アベル氏は、日本の自動車メーカーのためにデータセンターの専門家を雇おうと、経営首脳が参加したものも含め顧客と5回の打ち合わせをするなど4カ月を費やした。結局、ITの専門家はもっと高収入を求め海外の電子商取引会社を選んだ。

 「報酬で大きな隔たりがあった」とアベル氏は振り返った。IT人材を獲得しようとして1年を費やしたこともあるという。「年2000万円を稼ぐエンジニアを得ても、年700万~900万円の伝統的な製造業の報酬体系に適応させようとすることになる」と語った。

日本メーカーは「人材獲得の世界的な争奪戦」に負けるわけにいかない

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