AIによる中継・分析がスポーツ界に進出 関連市場活性化に期待

2017.1.10 06:18

 スポーツ業界に、最新カメラによる自動撮影や、人工知能(AI)によるプレーの分析といった最先端技術が次々と導入されている。映像制作の費用を安くしたり、選手育成の効率を高めたりする効果がある。市民がさまざまなスポーツに気軽に接する機会が増えれば、関連市場の活性化にもつながりそうだ。

 ソニーは、2011年に買収した英企業ホークアイがスポーツの試合を自動撮影するシステムを開発した。

 コートの周囲に設置した複数のカメラが、自動で選手やボールの動きを追尾する。最新の画像処理技術と組み合わせれば、何人ものカメラマンが撮影したかのような中継が少人数のスタッフで可能になり、人件費などのコストが削減できる。

 既に海外のテニストーナメントなどに採用され始めている。テレビ中継されるトップクラスの試合だけでなく、コストの問題でこれまで放映されなかった2部リーグや大学、マイナーなスポーツまで割安な価格でネット視聴できるようになれば「スポーツ界にお金が回り、世間の注目度も高まる」(開発担当者)。

 一方、富士通は、あらゆる機器をインターネットでつなぐ「モノのインターネット(IoT)」をスポーツに生かす試みを進めている。

 日本体操協会と協力し、レーザーセンサーを使って立体的に捉えた選手のフォームをAIが分析する技術を開発中で、20年の東京五輪で体操競技の自動採点システムに採用する計画だ。バスケットボールのBリーグ向けには、シュートしたときの手首の角度などを選手がチェックできるサービスとして提供する。

 加えて、観客がタブレット端末などを通じ、さまざまな角度からのプレー映像を楽しめるような次世代型の競技施設をつくる構想も進める。魅力的な施設ができれば周辺に店舗や人が集まり、街づくりに貢献しそうだ。

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