ホンダ、カナダ工場を改修 430億円 州・連邦政府も一部負担

 ホンダは4億9200万カナダドル(約431億円)をかけてカナダの自動車製造工場を改修する計画だ。そのうち約4億800万カナダドルがホンダによる直接の支出で、オンタリオ州政府とカナダ連邦政府が計8400万カナダドルを負担する。

 ベインズ・イノベーション・科学・経済開発相のオフィスによれば、9日公表の同計画には「返済の見込みがなくても資金供与」を認めるよう「自動車イノベーション基金」のルールを緩和するという連邦政府の公約も含まれる。

 この3年間のプロジェクトの柱は、温室効果ガスを減らす新たな塗装部門のほか、「シビック」「CR-V」組み立てラインの改修だ。

 ホンダ・カナダのジェリー・チェンキン最高経営責任者(CEO)は「今回の改修の結果、当社工場が所在するトロント北部のアリストンにおいて、今後も高収入で高品質の雇用を数多く提供できるだろう」との声明を出した。

 オンタリオ州のブラッド・デュグイッド経済開発相は、ホンダの生産台数は同州の自動車生産総数の約17%を占めると説明。同社はカナダで正社員と契約社員を含め計4000人超を雇用している。(ブルームバーグ Josh Wingrove)