米新車販売、17年も1700万台超 トヨタ・ホンダ、市場堅調の予想

 トヨタ自動車は10日、2017年の自動車各社による米新車販売台数の合計が1720万台に上り、3年連続で1700万台を超えるとの予測を明らかにした。ホンダは1740万台を予想しており、米国で好調な売れ行きが続くとの見通しが相次いだ。各社の米国法人幹部らが北米国際自動車ショーの会場内で語った。

 米株価が過去最高値水準で推移するなど、米経済の先行きに楽観的な見方が広がっていることが背景にある。一方、米大手メーカーが大型車を値引きして販売を支えているとの指摘もあり、勢いが続くかは不透明だ。

 米新車販売台数は15年に1747万台、16年に1755万台と2年連続で過去最高を更新。17年は前年を下回る見通しだが、各社は「1700万台は明らかに良い数字だ」(トヨタの米国法人幹部)と受け止めている。

 日産自動車の北米部門を統括するホセ・ムニョス氏は9日、ショー会場で記者団の取材に応じ、17年の米市場は底堅いと予想。トランプ次期米大統領の就任が販売に与える影響については「米市場の強さに自信を持っている」と楽観的な見通しを示した。

 ホンダの神子柴寿昭専務執行役員も「基本的に好調が続くとみている。ただ新政権発足の不安もあり、(16年に比べて)微減くらいだろう」としている。(デトロイト 共同)