労基法違反容疑「違法残業」 三菱電機を書類送検 入社1年目社員 (1/2ページ)

2017.1.12 06:27

三菱電機本社が入っているビル=東京・丸の内
三菱電機本社が入っているビル=東京・丸の内【拡大】

 三菱電機(東京)が労使協定(三六協定)で定めた上限を超える残業を入社1年目の男性社員(31)にさせていたとして、厚生労働省神奈川労働局は11日、労働基準法違反容疑で法人としての同社と当時の上司1人を書類送検した。男性は精神疾患を発症、その後解雇されたものの、昨年11月に労災認定されている。

 労働局は、検察側に起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたとみられる。

 政府が働き方改革に力を入れ、経済界トップも長時間労働に歯止めが必要との認識を示す中、昨年末に書類送検された広告大手、電通に続き、大企業が若手社員に違法残業を強いていた実態が明らかになった。今後の過重労働対策に一層注目が集まりそうだ。

 三菱電機の担当者は取材に「本件に対しては真摯(しんし)に対応していく。適切な労働時間の管理を徹底する」とコメントした。

 同社や当時の上司の書類送検容疑は、2014年1、2月、労働組合との協定で定めた上限の月60時間を超える78時間9分の残業をさせた疑い。

14年1月には100時間以上、2月には160時間以上の残業をしたと主張

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