【ハザードマップ】北海道伝統美術工芸村/南部バス (1/2ページ)

2017.1.12 05:00

 ■新しさ求める顧客ニーズ満たせず

 ▼北海道伝統美術工芸村 北海道伝統美術工芸村は昨年12月12日、旭川地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。日本薬膳の商号で設立。当初、実質休業状態だったが2004年、優佳良織(ゆうからおり)工芸館などの運営会社であるエルム(旭川市)が債務超過に陥っていたことを受け、同社の受け皿会社として事業を継承し現社名に変更。手織工芸品販売を手掛ける一方、優佳良織工芸館や国際染織美術館、雪の美術館を運営してきた。

 優佳良織工芸館は1980年、国際染織美術館は86年に旭川市郊外で開設したもので、優佳良織の織元である木内綾氏の作品を展示するほか、機械織りの体験などもできる施設として観光客を中心に人気を集めていた。

 こうした中、2016年11月に代表取締役社長の木内和博氏が逝去。同氏の妻が事業を継承したが、エルムの事業を継承した時点で経営内容は厳しかったうえ、近年は周辺の人口減少もあって集客が落ち込んでいた。このため、16年12月1日には別法人が経営する雪の美術館を除き、優佳良織工芸館と国際染織美術館は老朽化を理由に長期休業に入っていた。

 ▼南部バス 南部バスは昨年11月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。五戸電気鉄道として設立され、1931年にバス事業へ参入、43年12月には三八全域にバス事業を拡大した。48年に八戸市内の路線を八戸市営バスへ分離し、69年に鉄道事業を廃止し現在の業態となった。路線バスやコミュニティーバス、高速バス、貸し切りバスなどのほか、関連会社では観光ツアーも行っていた。

 2000年頃までは年間20億円を超える売上高を維持していたが、当時から乗り合いバスの採算割れや設備投資負担などで赤字経営が慢性化し、資金面は厳しい状態となっていた。

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