【マネジメント新時代】「今年はこれが流行る!」にご用心 (1/3ページ)

2017.1.14 06:41

ソニーが発売した「プレイステーション(PS)VR」を体験する人。2016年は家庭向けVR機器が世界で投入された(ブルームバーグ)
ソニーが発売した「プレイステーション(PS)VR」を体験する人。2016年は家庭向けVR機器が世界で投入された(ブルームバーグ)【拡大】

 □日本電動化研究所 代表取締役・和田憲一郎

 最近、自動車業界のみならず、いろいろな方と話をしていて、あれっ? と思うことがある。それは、今はやっているものや、メディアがはやると言っているものに飛びつこうという姿勢である。

 また似た話題として、年明けから2月頃まで、「今年はどうなる!?」「今年はこれが流行(はや)る!」とメディアがはやし立てることに飛びつくことも同様である。これら話題のテーマについて、どう対応すべきか、年の初めに考えてみたい。

 ◆メディアの話題づくり

 以前にメディアの編集者と話をしていて、「えぇ~っ!」と思ったことがある。それは、コラムなどのテーマを考える際、選定のキーワードとして「まだよく分からないものを選べ!」とか「モヤモヤしているものを選べ!」と言われた時である。「なぜだろう?」と思ったが、よくよく考えてみると確かに、既にそれが知れ渡ったテーマであれば、いくら新しい切り口で書いてみてもそれほど新鮮味はない。聞いたこともない、何が何だか分からない、うっすらと霧がかかっていて全体像が見えないものを、あえてテーマとして選ぶことが話題作りのポイントであると。

 ◆よく分からないものに関心

 しかし、この考え方はかなり疑問が残る。つまり、モヤモヤしたものを見つけてきてテーマとして選定しているが、必ずしも将来像を見据えているとか、未来予想図を考えて、と言えるわけでもない。メディア発信のはやりものについては、言葉は悪いが、読者の知らないことへの関心を引き出し、そちらの方向に話題を仕向けていく、いわゆるステルスマーケティングに近い面もある。

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