【マネジメント新時代】「今年はこれが流行る!」にご用心 (2/3ページ)

2017.1.14 06:41

ソニーが発売した「プレイステーション(PS)VR」を体験する人。2016年は家庭向けVR機器が世界で投入された(ブルームバーグ)
ソニーが発売した「プレイステーション(PS)VR」を体験する人。2016年は家庭向けVR機器が世界で投入された(ブルームバーグ)【拡大】

 振り返ると、メディアは2、3年おきに大きなテーマを掲げ世の中にアピールしてきた。筆者が携わっていたものでも、2008年からの電気自動車ブーム、10年にはスマートシティーブーム、直近では自動運転車ブームであろうか。

 そして、電気自動車を例に出せば、08年当時にリチウムイオン電池を分かる人、電気自動車の構造、将来展望に関して知見を持っている人は極めて限られていた。世の中の大多数は、何か得体の知れないもの、名前はよく聞くが中身はよく分からないものとして関心が高かったのではないだろうか。

 また、新しいものの宿命として、当事者は話題作りを優先することもあり、現実より少し話を盛って大げさに説明する傾向がある。「これらが実現すると世の中が大きく変貌を遂げていく」と。メディアもそれに輪をかけてアピールし、大きなテーマへと格上げしようとする。その結果、当時者としてはやっと緒に就いたばかりでこれからだと思っていても、オーバーシュートされた情報を真に受けて、大きな投資を行ってしまう企業も出てくる。

 後発の企業は後追いの情報に対して「これだ! 先発に追いつけ、追い越せ!」と慌てて投資をすることで失敗する。焦りが周囲を見えなくしてしまっているのかもしれない。

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