地味に進化続けるガラケー 格安スマホ登場で再び逆風…絶滅の危機しのげるか? (3/3ページ)

NTTドコモが昨年11月に最新機種として発売したパナソニック製のガラケー「P-smartケータイP-01J」。見た目は従来と変わらないが、機能は大幅に進化している
NTTドコモが昨年11月に最新機種として発売したパナソニック製のガラケー「P-smartケータイP-01J」。見た目は従来と変わらないが、機能は大幅に進化している【拡大】

 ガラケー利用者はドコモが約2400万件、KDDIは約1800万件で、ともに契約者数全体の約4割を占めているだけに、危機感は大きい。このためドコモなどの大手3社は、ガラケー向けに従来に比べて千円割安な通話定額プランを打ち出した。

 とはいえ、「ガラケーはもともと通話料が安いだけに、定額プランで顧客流出に歯止めをかけられるかは未知数」(業界関係者)。迫り来る“絶滅”の危機から逃れることができるのか。