日本自動車販売協会連合会(自販連)が17日発表した2016年の国内中古車販売台数(軽自動車を除く)は前年比0.8%増の376万2654台となり、4年ぶりに増加に転じた。
新車販売で、軽自動車以外の自動車(登録車)が前年実績を上回った影響から、下取り車の数も増えたことが要因とみられる。
15年は1978年の統計開始以来の過去最低を更新していた。
16年の車種別では、乗用車が0.7%増の329万4176台だったほか、貨物車は1.5%増の37万9261台。バスは0.2%増の1万3204台だった。
同時に発表した16年12月の実績は前年同月比1.8%増の30万2988台と2カ月連続で前年水準を上回った。