【講師のホンネ】障害者の就職活動、できることを伝達 紺野大輝 (1/2ページ)

2017.1.18 05:00


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 昨年12月、人生初の著作『障がい者の就活ガイド』を左右社から出版した。これまでになかった障害者のための実践的な就職活動本だ。2016年4月、改正障害者雇用促進法の施行により雇用の分野における差別が禁止された。民間企業で働く障害者は47万人、13年連続で過去最高を更新している。障害者にとっての就職は、今がチャンスといえる。

 多くの企業は従業員の大半が健常者だ。障害者の就職活動は、健常者とどう違うのだろうか。面接の際、自分自身の言葉で自己PRをする必要があるのは同じ。健常者であれば自分の得意なこと、仕事への意欲などどちらかといえばプラスのことについてアピールする。

 一方、障害者は自分の障害について、率直に伝える必要がある。何ができて何ができないのか、企業側にどのような配慮が必要なのか。自分自身の障害特性を伝えることで、入社後に安心して働くことができる。

 特に、これまで学生だったり福祉施設で過ごしてきた人は、周りの人が先回りして対応してくれ、してもらうのが当たり前という感覚の人もいる。しかし、職場ではそのようなことはない。会社は労働力を提供し給料をもらう場。自ら伝えなければ「問題がない」と捉えられてしまうので注意が必要だ。

 そして、採用担当者も不安を抱えているということを知ること。面接官というと採用のプロと感じ、萎縮してしまうかもしれないが、障害者の採用ではそうとは限らない。初めて障害者を採用する企業も多いし、まだ十分に慣れていない企業もある。どちらが上でどちらが下というのではなく、対等な立場でどうすれば仕事ができるかを、一緒に考えていくことが重要だ。

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