VRで祇園祭を“疑似体験” 京都に魅せられた米国人男性、ベンチャー起業し開発 (3/3ページ)

2017.1.21 16:05

VR技術で京都の文化財の発信と保護を目指すベンチャー企業「KYOTOVR」のアティカス・シムズ社長(奥)=大阪市北区
VR技術で京都の文化財の発信と保護を目指すベンチャー企業「KYOTOVR」のアティカス・シムズ社長(奥)=大阪市北区【拡大】

 KYOTO VRを支援する川崎機械工業(京都市中京区)の林誠一郎社長は「京都の伝統技術の発信などにも幅広く活用できる。外出がままならない高齢者にも優しい技術だ」と期待を寄せる。

 KYOTO VRでは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された祇園祭の映像も作成中だ。試作した函谷(かんこ)鉾の映像では巡行中の山鉾の上に乗ったような体験ができる。

 さらに撮影先を確保するため、京都市などの行政機関や関連団体などに協力を呼びかけ、素材を増やしていくという。京都文化の魅力を広く知ってもらうことは「文化財の保存にもつながる」とシムズさんは考えている。

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