トヨタ自動車は6日、今3月期の連結業績予想を上方修正した。従来予想で1兆7千億円を見込んでいた営業利益は前期比35.2%減の1兆8500億円へと1500億円上積みするなど、売上高、利益とも上方修正した。米大統領選後に対ドル円相場が円安へと進んだことなどが理由。
売上高は5千億円多い6.7%減の26兆5千億円に、最終利益は1500億円多い26.5%減の1兆7千億円とした。世界販売も日本や北米などの伸びで従来予想から5万台上積みし、890万台を見込む。
この日発表した2016年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比6.0%減の20兆1547億円、営業利益が32.5%減の1兆5554億円、最終利益は24.0%減の1兆4327億円だった。