住友商事は6日、働き方改革の一環として、金曜日の仕事を早く終える「プレミアムフライデー」の導入を開始したと発表した。通常は月末の金曜日が対象となるが、住商では月末に限定せず、毎週金曜日を「プレミアムフライデーズ」と名付け、有給休暇の取得や午後の早めの退社を奨励する日とする。
全社員の有給取得日数は年間平均で、2016年は前年より2.4日多い15.1日だった。今年は16日以上の取得を目標とする。メリハリのある働き方を推進する。
「プレミアムフライデー」は経済産業省と経団連が連携し、早期退社で消費活性化につなげる試みで、産業界にも参加を呼びかけているが、働き方改革に活用する企業が増えそうだ。