全日空、メキシコ就航で「通し発券」 乗り継ぎ客向け 現地2社と契約

 全日本空輸は9日、1日1往復で今月15日に就航する成田空港とメキシコ市を結ぶ新路線の乗客向けに、メキシコ国内の乗り継ぎ便を含めて航空券を「通し発券」できる契約をメキシコの航空会社インテルジェットと結んだことを明らかにした。既に契約した大手アエロメヒコを含むメキシコ2社との通し発券が可能になった。

 メキシコには日本の大手自動車メーカーが進出しており、全日空は利便性を高めてビジネス需要の取り込みを目指す。新路線は2月初め時点で成田発の初便は満席で、2月中は全体で約7割の予約率という。

 インテルジェットは首都メキシコ市と中部のグアダラハラやレオン、アグアスカリエンテス、保養地の東部カンクンなどを結ぶ。アエロメヒコもメキシコに幅広い路線を持つ。接続便の航空券を買っても全日空のマイレージは付与されない。

 トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を求めており、メキシコに進出している日本企業への悪影響が懸念されている。ただ、全日空は「メキシコの経済成長とともに中間層の航空需要拡大が期待できる」とみている。(共同)