格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは19日までに、成田-新千歳、那覇の2路線を夏ダイヤが始まる3月26日から運休すると明らかにした。搭乗率が目標に届いていないため、機材を他の路線に振り向けるなど運用効率を高める。
2路線とも1日1往復で「機材が限られる中で使いやすいダイヤ設定ができなかった」(同社)という。
LCCのジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)やバニラ・エア(同市)は成田を拠点に2路線とも複数の便を飛ばしており、競争が激しくなっていた。
ピーチの成田-新千歳線は2015年3月、成田-那覇線は16年2月にそれぞれ就航していた。2路線の運休で、ピーチの成田発着便は関西、福岡の2路線となる。