【Sakeから観光立国】東北産米の地酒 貴重な観光資源 (1/2ページ)

2017.2.24 05:00

東北酒米生産振興セミナーのパネルディスカッション=仙台市青葉区の仙台合同庁舎
東北酒米生産振興セミナーのパネルディスカッション=仙台市青葉区の仙台合同庁舎【拡大】

 □平出淑恵(酒サムライコーディネーター)

 東北地方の酒米生産者と酒造業者が情報を共有し、地元産酒米の生産促進と地酒の販売・輸出拡大などを図る「東北酒米生産振興セミナー」が21日、仙台市青葉区の仙台合同庁舎で開かれた。同セミナーには、2015年度から東北農政局が主催し、仙台国税局が協力している「東北・日本酒テロワール・プロジェクト」から継続する「東北地域における酒米の生産拡大などに関する検討会」で積み上げた実績がある。

 2年前に同プロジェクトのキックオフイベントで基調講演を務めた筆者には思い入れがあり、当時酒米を所管する農水省と酒造業を所管する国税庁との連携で、原材料である地元の酒米の付加価値を上げていくという取り組みに新しさを感じた。

 今回のセミナーでは、東北経産局が支援する「東北酒蔵街道」の紹介があり、地元のコメを使った地酒の情報発信によって、インバウンド(訪日外国人観光客)の取り込みを見据えた取り組みに進化していると感じた。

 事例紹介では新政酒造(秋田市)の佐藤祐輔社長が地元米の生産者との共生事業の試みを、日本貿易振興機構(ジェトロ)の酒類支援課、濱田哲一課長が日本酒輸出支援について講演。さらに、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)日本酒審査会を誘致した兵庫県の姫野崇範総合農政課長が国際大会招聘(しょうへい)事業からの地元の情報発信について語った。

 後半のパネルディスカッションには事例紹介の3人に、山形県JA酒米研究会連絡協議会の成澤茂会長、日本酒類販売東北支社岩手営業所の瀧哲也所長、筆者が加わり、それぞれの立場から東北の酒米振興について意見を交わした。

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