ヨーカドー閉鎖店舗20店に

2017.3.1 05:00

 セブン&アイ・ホールディングスが傘下のスーパー「イトーヨーカドー」の秦野店(神奈川県秦野市)や広畑店(兵庫県姫路市)など4店を、採算悪化を理由に3月中に閉鎖することが28日、分かった。構造改革による初年度の閉鎖店舗数は計画通り計20店舗となった。

 セブン&アイは人口減少や競争激化を背景に新規出店を軸とする拡大路線に見切りをつけた。赤字を止めることを優先し、さらに20店を閉める方針を示す。ヨーカドー改革の最終年度とする2021年2月期末には、計画発表時より2割超少ない約140店体制(大型施設のアリオを含む)になる見通しだ。

 他に新たに閉鎖が判明したのは上大岡店(横浜市)と食品館高井戸店(東京都杉並区)。

 将来への布石も打ち始めており、16年4月に閉めたヨーカドー1号店に当たるザ・プライス千住店(東京都足立区)跡などは再開発に着手した。スーパーとマンションの複合型施設に生まれ変わる予定だ。

 既存店の活性化に向けた改装では、自前で運営する衣料や日用品の売り場を減らし、食料品の品ぞろえや外部テナントとの連携を強化する。

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