日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した2月の車名別国内新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が前年同月比8.6%増の1万9429台となり、3カ月連続で首位を維持した。室内空間の広さなどが引き続き評価され、売れ行きを伸ばした。
2位は、日産自動車の軽「デイズ」で2.1%減の1万6093台。デイズは傘下の三菱自動車から生産供給を受けており、昨年は三菱自の燃費不正問題で販売が落ち込んだが、不正問題の影響はほぼ一巡した。
3位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」で16.1%減の1万5958台だった。以下、4位はダイハツ工業の軽「タント」、5位は日産の小型車「ノート」、6位はトヨタのスポーツ用多目的車(SUV)「C-HR」、7位がスズキの軽「ワゴンR」と続いた。
2月は軽が好調さを回復。昨年9月以来5カ月ぶりにトップ10の5車種を占めた。また上位10車種の販売台数がすべて1万台を超えた。
■2月の新車ランキング(◎は軽)
(1)N-BOX◎[ホンダ] (2)デイズ◎[日産]
(3)プリウス[トヨタ] (4)タント◎[ダイハツ]
(5)ノート[日産] (6)C-HR[トヨタ]
(7)ワゴンR◎[スズキ] (8)アクア[トヨタ]
(9)ムーヴ◎[ダイハツ] (10)セレナ[日産]