理研と東芝、NEC、富士通がAIで連携センター開設

AI研究の連携センター設立を発表した理研AIPの杉山将センター長(左から2人目)ら=10日、東京都中央区
AI研究の連携センター設立を発表した理研AIPの杉山将センター長(左から2人目)ら=10日、東京都中央区【拡大】

 理化学研究所(理研)は10日、東芝、NEC、富士通の3社と理研革新知能統合研究センター(理研AIP、東京都中央区)内にそれぞれの連携センターを4月1日に開設すると発表した。設置期間は2022年3月31日までの5年間。人工知能(AI)分野で、基盤技術開発から実世界への応用まで一貫した研究を行い、技術革新を目指す。

 各連携センターの人員は、東芝が約30人、NECが約20人、富士通が約50人。

 東芝は、工場や発電所などの自律操業による生産性向上や製造現場の完全無人化などの実現に向けた課題を研究。NECは少量のデータでも高精度に学習できるAIの開発やAI間の自動交渉などを研究し、富士通はAIのサイバーセキュリティーや創薬、新素材の開発への応用法を探る。

 理研AIPは昨年4月に、革新的なAIの開発や実用化を目的に設置。3社との連携センターを新たに設けることで産学連携を強化し、研究領域の拡大や人材育成を目指す。