【コーポレートガバナンス 変革の時】(4-3) (1/3ページ)

2017.3.17 05:00

コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2016の受賞者ら。左から、斉藤惇・審査委員長、審査委員のバーバラ・ジャッジ氏、宮内義彦・日本取締役協会会長、畑中好彦・アステラス製薬代表取締役社長、鈴木洋・HOYA代表執行役最高経営責任者(CEO)、澤田道隆・花王代表取締役社長執行役員=東京都千代田区
コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2016の受賞者ら。左から、斉藤惇・審査委員長、審査委員のバーバラ・ジャッジ氏、宮内義彦・日本取締役協会会長、畑中好彦・アステラス製薬代表取締役社長、鈴木洋・HOYA代表執行役最高経営責任者(CEO)、澤田道隆・花王代表取締役社長執行役員=東京都千代田区【拡大】

  • 表彰式で審査結果を講評する伊藤邦雄・一橋大学CFO教育研究センター長=東京都千代田区

 ■「株主への配慮」「絶えざる革新」を評価

 「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2016」は、東証1部上場企業1970社(16年8月1日現在)の中から、表彰企業を選んでいる。選定は独立した委員会で行われているが、コーポレートガバナンスを機能させる体制やその結果としての業績などを総合的に判断して決定されている。

 審査委員として結果を講評した一橋大学CFO教育研究センター長で一橋大学大学院商学研究科特任教授の伊藤邦雄氏は、その概要について「3人以上の社外取締役を置き、指名委員会や報酬委員会を設置していること。“稼ぐ力”として株主資本利益率(ROE)と総資本利益率(ROA)が一定以上に達していること、情報公開など株主への配慮が充実していることなどの条件で絞り込み、最終的には審査委員が直接経営者と面談して決定した」としている。

 ◆仕組み、運用は別格=HOYA

 こうした選考の結果として大賞企業に選ばれたHOYAは「ガバナンスの仕組みや運用のすばらしさは別格。株主上位の考え方が定着しており、ビジネスにも結び付いている」(伊藤氏)という点が評価された。

 HOYAは、メガネレンズやコンタクトレンズ、内視鏡といったライフケア事業と、フォトマスクやカメラ用のレンズといった情報・通信機器事業を手掛けてきた。海外売上高比率は60%、海外生産高比率は70%、従業員も90%が外国人というグローバル企業でもある。ROEは2015年3月期が16.5%、16年3月期が17.2%。売上高最終利益率についても、15年3月期で19.0%、16年3月期も18.5%と、高い収益力を維持している。

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