緊急時操作、人か機械か 自動運転車開発 メーカー計画に温度差 (1/3ページ)

2017.3.20 05:55

自動運転車の走行実験で、ハンドルから手を離すドライバー(ブルームバーグ)
自動運転車の走行実験で、ハンドルから手を離すドライバー(ブルームバーグ)【拡大】

 世界の自動車大手が自動運転技術の開発に取り組んでいるが、自動運転車において人が担うべき役割に関して、メーカー間の見解には隔たりがあるようだ。緊急時には人がハンドルを握る半自動運転車の開発を進めるメーカーが大半だが、それがかえって危険を増すという主張もある。事故の法的責任を誰が負うのかという問題も生じている。

 ◆「居眠り」受け加速

 米自動車大手フォード・モーターは、自動運転車の試運転中にエンジニアが居眠りをしてしまうという問題を抱えていた。エンジニアの注意を喚起するためにさまざま対策を取ったが、スムーズな運転による「鎮静作用」は、注意力を保つには高過ぎた。これを受け、同社はハンドルやアクセルとブレーキのペダルがない完全自動運転車を、2021年に実用化するという思い切った方針を決定した。

 一方、独BMWや独フォルクスワーゲン傘下のアウディは、半自動運転車を来年に販売する計画だ。この車ではシステムが警告を出した場合に人が運転を代わる必要がある。

 米道路交通安全局(NHTSA)は運転支援機能レベルに応じて自動運転車を区分しているが、BMWやアウディのクルマは「レベル3」に該当し、運転手が全ての操作を行う必要はないが、ドライバーが対応を迫られる場合もある、完全な自動運転には及ばないレベルだ。

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