ビール酵母細胞壁を肥料に アサヒバイオサイクル、来月から営業

2017.3.20 06:02

アサヒバイオサイクルのビール醸造副産物「ビール酵母細胞壁」(アサヒグループHD提供)
アサヒバイオサイクルのビール醸造副産物「ビール酵母細胞壁」(アサヒグループHD提供)【拡大】

 アサヒバイオサイクル(東京都墨田区)が4月から営業を開始する。同社はアサヒグループホールディングス(HD)の全額出資子会社で、ビール醸造の副産物「ビール酵母細胞壁」を有効活用するために3月に設立した。環境保全型農業の構築や温室効果ガスの排出量削減に貢献するのが狙い。

 アサヒグループはビール醸造工程で取り除かれるビール酵母の高い栄養価に着目し、胃腸・栄養補給薬「エビオス錠」や調味料の原料「酵母エキス」などの商品をこれまでにも販売してきた。このほど開発したビール酵母細胞壁は植物の免疫力を高める効果があり、肥料などに混ぜると病気に強い植物ができるという。

 「農産物の収穫量の増加や品質の向上だけでなく、農薬散布の回数を従来よりも減らせる」(アサヒグループHD広報部門)と期待している。アサヒグループの試算によると、農薬散布機などの使用回数が減ることで二酸化炭素(CO2)排出量を約29%削減する効果があるという。

 国内には約160万ヘクタールの水田をはじめ、畑や果樹園がある。さらに、ゴルフ場は約2200コースもあり、潜在需要が大きいと判断、事業化に乗り出すことにした。国内の肥料会社やゴルフ場などを中心に売り込み、2019年に年間5億円の売り上げを目指す。同時に、海外展開も進める考えだ。

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