【トップは語る】片倉工業 新たな事業創出へ提携、M&A駆使 (1/2ページ)

2017.3.21 05:00


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 □片倉工業社長・佐野公哉さん(62)

 --昨年12月末で終了した5カ年の中期経営計画「カタクラ2016」の評価は

 「成長事業への転換と新規事業の創出を基本戦略として策定した。『転換』については不動産で計画を達成したが、医薬品と繊維の不振もあり不十分だ。『創出』も立ち上げに時間がかかった。このため売上高、営業利益とも数値目標を下回った」

 --一方で収穫は

 「それまで社外に開示してこなかった中計の策定に当たり、社訓、創業家(片倉家)の家憲、2代目社長の今井五助翁遺訓をよりどころに、引き継ぐべきエッセンスを集約し、今の人にも分かりやすいように経営理念、経営ビジョンを新たに作った。当初は社外への情報開示に戸惑いもあったが、協議に参加したのはこれから牽引(けんいん)する課長や主任がメインだったので意識改革に結び付いた。これが一番の収穫で、新しい中計に生きた」

 --新中計「カタクラ2021」がスタートした

 「中身は充実しており、メリハリもつくようになった。不採算事業は18年度をめどにビジネスの縮小・撤退も視野に入れる。一方、重点戦略分野は各事業の横串を刺して融合を図るとともに、他社との業務提携やM&A(企業の合併・買収)を駆使し、新たな柱となる事業を創出する。確度の高い計画を作ったので売上高566億円、営業利益52億円、営業利益率9.2%を達成させる」

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