投薬技術の開発、協業へ実証実験 製薬大手、4月に

2017.3.21 05:00

 国内の製薬大手が、有効成分を効果的に患部に届ける投薬技術の開発に向け、協業を進める枠組みの実証実験を4月に始める。共通する課題に共同で取り組むことで投資を抑え、資金力で優位に立つ外資の巨大製薬会社に対抗するのが狙いだ。2018年度からの運用を目指す。

 武田薬品工業や田辺三菱製薬、大日本住友製薬、塩野義製薬、小野薬品工業が参加して検討グループを結成。各社が会員に名を連ねる大阪商工会議所が企画した。

 実証実験では、大学の研究者から持ち寄られた技術の種を共通の施設で研究して精度を高め、データを参加企業に提供する。大商は大学と企業を結びつける仲介役を担う。

 薬剤を伝えるのが特に難しい脳への投薬を扱う。有効成分に別の薬剤を加えて伝達しやすくする方法を探る。他の製薬会社にも参加を呼び掛ける。

 世界の中では規模が小さな国内製薬各社は新薬の開発を優先し、投薬技術への取り組みが比較的遅れていた。新たな方法が確立されれば、製品化できなかった成分を薬として販売できるようになる可能性もある。

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