米コーヒーチェーン大手のスターバックスは22日、2021年をめどに全世界で24万人を新規雇用し、1万2千店を出店する経営計画を発表した。
発表資料によると現在の店舗数は2万6千店で、従業員は33万人。既に「超巨大チェーン」だが、今後も拡大路線を継続する方針を明確に打ち出した格好だ。
米国では3400店を新設し、6万8千人を新たに雇用する。18年に新たな高級路線の店舗を東京に開設する計画も改めて示した。
世界で難民1万人を雇用する計画も正式に表明した。トランプ米政権が難民の受け入れを凍結したのに伴い、立案を進めていた。
今回の計画では米退役軍人や、軍人の配偶者の雇用を増やす方針も強調。トランプ政権とその支持者らへの配慮がにじむ内容となった。(共同)