ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は22日、中国のゲームソフト会社がソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」向けなどに開発した新作ソフト9本を北京で発表した。
PS4の中国での販売は2015年に始まった。SIEは中国人の好みに合ったソフトを充実させるため、中国企業のゲーム開発を支援。SIEの支援を受けて制作された今回の9本は中国での販売に続き、中国以外でも販売される予定だ。
新作9本のうち3本は仮想現実(VR)を楽しめる端末「プレイステーションVR」向けのソフト。
ゲーム機販売が長らく禁止されていた中国ではパソコンを使ったオンラインゲームが主流。中国企業は家庭用ゲーム機ソフトの開発経験が浅いため、SIEはPS4向けのソフトの制作ノウハウを伝えるなどしてソフト開発のレベル向上に協力している。(上海 共同)