第10回「未来を強くする子育てプロジェクト」表彰式 (1/3ページ)

2017.3.28 05:00

10回目となるプロジェクトでは団体・個人の15組のほか、育児をしながら活動する女性研究者10人も表彰した
10回目となるプロジェクトでは団体・個人の15組のほか、育児をしながら活動する女性研究者10人も表彰した【拡大】

  • スミセイ未来大賞(文部科学大臣賞)に輝いたNPO法人「たいようのえくぼ」(沖縄県浦添市)は地域性を反映した子育て情報誌を発行する
  • スミセイ未来大賞(厚生労働大臣賞)の「給食人サークル」(京都市)は調理師や栄養士が離乳食づくりの講習会を開催する

 ■子育て情報誌(沖縄)、離乳食教室(京都)の2団体に大賞

 子育て環境の整備などに貢献した団体や個人を表彰する「未来を強くする子育てプロジェクト」(主催・住友生命保険)は6日、東京・千代田区のホテルニューオータニで団体と個人15組を選定した。グランプリとなるスミセイ未来大賞には、地域性を反映した子育て情報誌を発行するNPO法人「たいようのえくぼ」(沖縄県浦添市)、調理師や栄養士が離乳食づくりの講習会を開催する「給食人サークル」(京都市)の2団体が選ばれた。このあと表彰式で、受賞者に賞状と副賞が贈られた。同プロジェクトでは育児をしながら活動する女性研究者も表彰しており、人文・社会科学系から10人が選ばれた。

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 ■これからの日本を支えるモデルに

 同プロジェクトは、住友生命保険創業100周年を記念し2007年から毎年開催されている。10回目となる今回、子育て支援関連では全国から190組、育児を行いながら活動する女性研究者関連では126人が応募した。子育て支援関連では、大賞の2団体のほかスミセイ未来賞が10組、スミセイ震災復興応援特別賞3組が選ばれた。

 スミセイ未来大賞(文部科学大臣賞)を受賞したNPO法人「たいようのえくぼ」は、地元のママたちが企画、制作する同名の子育て情報誌を発行、無料配布している。「沖縄の子育てをもっと楽しく!」をモットーに、沖縄の気候や文化を加味した情報掲載が大きな特徴だ。代表の保志門(ほしかど)るり江さんは「情報誌の発行は今年で9年目となるが、家族や地域の応援があったから続けられた。今回の受賞は自信につながる」と喜びをかみしめていた。

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