経営統合より連携…四国地銀4行がタッグ 地域資源発掘へ協力

2017.4.5 19:16

 四国各県の地方銀行である阿波、百十四、伊予、四国の4行は5日、四国の地方創生に向けて締結した包括提携について共同記者会見を高松市で開き、特産品や観光といった地域資源の発掘や販路開拓を進める枠組みの創設など具体的な協力施策を発表した。

 4行は「興す」「活かす」「繋げる」「育む」「協働する」の五つのテーマに沿って設置した26の分科会や研究会ごとに協力案を検討。企業への資金供給などを支援するファンド運営会社を共同で設立する。

 ほかに海外進出企業や若手経営者同士の交流会の開催、地域のニーズに合わせた金融商品の開発などの具体策を挙げた。

 四国銀行の山元文明頭取は「4行が健全な競争関係を維持しつつ、四国や瀬戸内地域でさらなる存在感を発揮したい」と話した。

 4行は昨年11月、人口減少で経営環境の厳しい四国で収益力の維持向上を目指すため包括提携を結んだ。一方で、経営統合や資本提携には当初から否定的な考えを示している。

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