ANA、MRJ代替機をボーイングから調達 納入遅れで4機

 ANAホールディングスが、納入が遅れている国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の代替機として、米ボーイングから4機を調達する方針を固めたことが7日、分かった。機材計画の修正で空席が発生するリスクが高まる恐れもある。

 三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中のMRJは燃費の良さと座席数70~90程度のコンパクトな機体が特徴で、地方路線の運航に向いているとされる。ANAは平成20年にMRJ25機を発注したが、5回にわたる納入延期で初納入は32年半ばの見通し。当初の予定より約7年遅れている。

 代替機となるボーイングのジェット機「B737-800」はリースで調達し、30年度から中部空港や大阪、福岡を起点とした地方路線に投入。座席数は160程度でMRJよりも多いため、旅客数の確保が課題となる。