セブン&アイのカリスマ辞任劇から1年 株価停滞、成長戦略を模索 (1/2ページ)

2017.4.12 06:00

イトーヨーカ堂が店舗屋上の大型看板への再掲を決めた、ハトをかたどったマーク(手前)
イトーヨーカ堂が店舗屋上の大型看板への再掲を決めた、ハトをかたどったマーク(手前)【拡大】

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、中興の祖の鈴木敏文氏の辞任劇から1年が経過した。井阪隆一社長ら新体制は聖域なき構造改革を唱えたものの株価が停滞し、カリスマと呼ばれた鈴木氏の遺産ともいえるコンビニで成長を模索し始めた。

 日本流で再生

 「値打ちのある買い物だ」。井阪氏は6日、米スノコからのコンビニ事業の買収に自信を見せた。約3659億円で約1100店を取得し、米セブン-イレブンが目標に掲げる1万店に迫る。

 米国のコンビニはガソリンスタンドを併設した店が一般的で、イメージは日本と異なる。主力商品もたばこや酒類で、男性客が中心だ。かつて経営不振に陥った米セブン-イレブンは、鈴木氏が日本流の店舗運営を持ち込んで再生した。総菜や牛乳を充実させて女性客を取り込む手法だ。今回買収する店舗も同様の戦略で収益拡大を狙う。

 5000円の壁

 井阪氏ら新体制は構造改革の一環として昨年10月、百貨店のそごう・西武が関西で運営する3店舗の売却などを決めた。井阪氏は「思い切った手が打てた」と振り返るが、株式市場の評価はいまひとつだった。

 米コンビニ買収の発表直前となる6日の終値は4444円。鈴木氏が辞任表明した昨年4月7日の終値よりも安く、内紛前に超えていた5000円が壁のように立ちはだかっていた。成長への期待を高めるため、コンビニに経営資源を集中する姿勢を改めて示す必要に迫られた形だ。

長年使われてきた「ハト」復活

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