【高論卓説】みずほ・飯盛氏、信託協会長に就任 (1/2ページ)

2017.4.19 05:56

 顧客本位は「信託の神髄」 適任リーダー

 4日に信託協会の新会長にみずほ信託銀行の飯盛徹夫社長が就任した。飯盛社長は1日付でみずほフィナンシャルグループ常務執行役からみずほ信託の社長に就いたばかりで、信託業界をリードする大役を担うことになる。だが、心配は無用だった。普通銀行である旧富士銀行出身の飯盛氏にとって信託業界はいわば「異界」であろうが、実は飯盛氏と信託は深い縁で結ばれていると周囲は語る。時計の針は20年前に遡(さかのぼ)る。

 1997年11月に三洋証券が経営破綻し、金融機関の命綱である「コール市場」でデフォルトが生じた。不良債権の重みにあえぐ金融界は疑心暗鬼に陥り、短期資金の出し手はいなくなり、コール市場は干上がった。風説の流布から半ば取り付け状態にあった北海道拓殖銀行は、最後の頼みであったコール市場からの資金調達が断たれ経営破綻。次いで山一証券が自主廃業に追い込まれた。この時、富士銀内では、親密信託である安田信託銀行(現みずほ信託)の支援が検討されていた。そのチームメンバーの一人にまだ若手であった飯盛氏がいたという。

 筆者はこの時、富士銀の部長であった小松英士郎氏(後のクオラス社長)から事前に相談を持ち掛けられたことを覚えている。小松氏は、「安田信託に支援チームを派遣する準備を進めているが、どうも俺が事務方のリーダーになるようだ。安田信託は受け入れてくれるだろうか」という。実は安田信託に富士銀が人を派遣するのは2度目だった。1回目の派遣で富士銀出身者があまりに大きな顔をしたため、安田信託プロパーから総スカンを浴び、派遣は長く続かなかった経緯があった。

「信じて託するから信託というんでしょう」

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