日本勢、脱・米依存で中国開拓強化 EVなど環境技術アピール 上海モーターショー (1/2ページ)

2017.4.20 06:11

上海モーターショーで初公開された、トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」のSUV「NX」の一部改良車=19日(共同)
上海モーターショーで初公開された、トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」のSUV「NX」の一部改良車=19日(共同)【拡大】

 中国上海市で「上海国際自動車ショー(上海モーターショー)」が19日開幕し、報道陣向けに公開された。約1000社が世界で初公開の113車種を含め、1400台以上を出展。大気汚染が深刻な中国は環境規制の強化が急務で、電気自動車(EV)など159台が展示された新エネルギー車が今回の目玉となった。28日まで。

 トヨタ自動車は燃料電池車(FCV)「ミライ」を出展。10月から中国での実証実験に乗り出す。大西弘致専務役員は「EVでは今後、中国での部品調達で“国産化”も進め、ある時期に(競争に)追いつく」と自信を示した。

 中国は昨年、2802万台の新車が売れた世界一の自動車市場で、米国の約1.6倍、日本の約5.6倍ある。

 日系自動車各社が、上海モーターショーでEVなどの環境技術を通常以上に熱を入れてアピールしたのは、世界最大の中国市場で需要をさらに取り込む狙いからだ。背景にあるのが日系大手の世界販売に占める米国依存度の高さ。保護主義的な政策を掲げるトランプ米政権の誕生で米依存のリスクが強まる中、中国販売をさらに伸ばすことで、「トランプリスク」の回避につなげたい思惑も透ける。

 今回、日系各社でひときわ展示が目立ったのが環境対応車。大気汚染が深刻化する中、中国政府が補助金政策で自動車の「EV化」を急ピッチで進めており、将来的に確実に需要が見込めるとの判断からだ。地場メーカーでも、中国ベンチャーの蔚来汽車が7人乗りEVの試作車を展示するなどEV対応を急ぐ中、日本勢は高い技術力で対抗。ホンダは人工知能(AI)を搭載したEVの試作車を公開し、三菱自動車も家庭でも充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)やEVの試作車を展示した。

トヨタの米国依存度は32%、これに対しVWは…

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