メルセデス・ベンツ日本は19日、小型スポーツ用多目的車(SUV)「GLA」を一部改良して発売した。外装を刷新したほか、低価格の四輪駆動車「220 4MATIC」をラインアップに追加。荒れた道でも安定して走るSUVの特性を幅広い層にアピールする。
四輪駆動車は排気量2.0リットルの直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力は184馬力。路面状況の応じて駆動力を前・後輪に最適に配分する仕組みを採用し、高い安定性を実現した。一方で、車高は機械式駐車場に入る155センチを維持し、都市部での使用にも対応している。
車体色はベージュなど新色を追加し、全9色。希望小売価格は受注生産の「250」が513万円に対し、「220」は449万円に抑えている。220は9月以降の納入を予定する。
ほかに、1.6リットルのターボエンジンを載せた二輪駆動車「180」もラインアップし、価格は398万円。