トヨタ、米で先手必勝 FCV大型トラック、今夏実証実験 (1/2ページ)

2017.4.21 06:16

実証実験に使われる水素燃料電池を搭載した大型トラック(ブルームバーグ)
実証実験に使われる水素燃料電池を搭載した大型トラック(ブルームバーグ)【拡大】

 トヨタ自動車は19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス港で、水素燃料電池を搭載した大型商用トラックの実証実験を今年の夏に開始すると発表した。黎明(れいめい)期にある燃料電池車(FCV)市場で、競合他社をリードするための取り組みの一環。トヨタは米国でスモッグ被害が最もひどく、厳しい排ガス規制を導入する同州で布石を打つ。

 倉庫間の短距離で

 実証実験では港の埠頭(ふとう)と、大手小売り会社が付近で運営する倉庫の間を行き来する、短距離実験から着手することになる。トヨタの北米事業、トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)のカーター副社長は「現時点では短距離だが、いずれは長距離に広げたい」と意気込む。トラックにはトヨタのFCV「ミライ」の燃料電池スタックを2基搭載する。

 ブルームバーグ・テレビのインタビューで同氏は「これは燃料電池の性能を実証する非常に重要なステップだとわれわれは考える。トヨタが開発したパワートレインを(米トラックメーカー)パッカーのセミトラックに搭載する」と説明した。

 今回の実験発表には、立ち上がったばかりのFCV市場において、優位な立場を維持したいというトヨタの意図がみえる。同社は、19日に開幕した「上海国際自動車ショー(上海モーターショー)」でFCV「ミライ」を披露した。今年10月に中国で実証実験を開始し、江蘇省にある研究開発拠点に水素ステーションを建設すると発表した。環境に配慮した輸送手段の新たなフロンティアとされるFCVで、ホンダや韓国の現代自動車と争っている。

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