日産、スポーツ車を強化 「NISMO」に専門部署、モデル倍増へ

2017.4.26 06:10

日産自動車が昨年12月に発売した「ノートe-パワーNISMO」=25日、横浜市鶴見区
日産自動車が昨年12月に発売した「ノートe-パワーNISMO」=25日、横浜市鶴見区【拡大】

 日産自動車は25日、スポーツブランド「NISMO(ニスモ)」事業を強化すると発表した。日産車をベースに車体剛性など性能を高めたニスモ仕様モデルを現状の世界7車種(国内5車種)から2025年までに2倍に拡大。世界販売は現状の年1万5000台から10万台に引き上げる方針だ。

 事業強化に向け今月、子会社オーテックジャパン内にニスモ仕様モデルを企画・開発する専門部署を設立。従来は車種ごとに人材を集めていたが、日産グループから派遣する約50人を専属とし企画力や技術力を積み重ねる。

 現在は販売の6割を国内が占めるが、欧米や東南アジアでも設定車種を広げ、販売増につなげる。電気自動車(EV)「リーフ」やミニバン「セレナ」などにもニスモ仕様の展開を検討し、今秋にも新モデルを追加する。オーテックジャパンの片桐隆夫社長は同日の説明会で「技術を蓄え、日産車の魅力を高めたい」と述べた。

 自動車のスポーツブランドでは、トヨタ自動車が「G’S」仕様モデルを展開。ホンダも軽自動車に設定し、「走り」を楽しむ家族層などにアピールしている。

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 ■自動車メーカーのスポーツブランド

 (ブランド名/国内展開)

 ・日産自動車

  NISMO/小型車「ノート」など5車種

 ・トヨタ自動車

  G’s/ミニバン「ノア」など4車種

 ・ホンダ

  Modulo X/軽「N-BOX」など3車種

 ・SUBARU

  STI/ステーションワゴン「レヴォーグ」など2車種

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