東芝元会長の志賀氏、執行役退任へ 綱川社長は続投で調整

2017.4.28 05:00

 経営再建中の東芝は27日、米原発事業の巨額損失をめぐり元会長の志賀重範執行役が責任を取って6月下旬の定時株主総会後に退任し、綱川智社長が続投する方向で調整に入った。志賀氏の退任は健康問題も重なったとみられる。綱川社長ら残る経営陣は危機的な財務を立て直せるか正念場を迎えそうだ。

 綱川社長はこれまでの記者会見で、経営危機を招いた自身の責任について「進退は(人事の諮問機関である)指名委員会に委ねている」と発言していた。

 指名委は、問題となった海外の原発事業から綱川社長が撤退する方針を決めるなど一定の改革断行を評価しているようだ。「ほかに人材もなく、やってもらうしかない」(関係者)との声もある。

 ただ、再建への課題は多い。今年3月末は負債が資産を上回る債務超過に陥る見込みで、1年後に回復できていなければ東芝株は上場廃止となる。

 志賀氏は米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の社長などを歴任し、昨年6月に会長に就任した。しかし、WHをめぐる巨額損失が発覚して今年2月に会長職を引責辞任し執行役になっていた。

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