涼しさ共有、夏野菜食べて 13年目のクールビズ、過ごし方工夫

2017.5.2 05:58

クールビズが始まり、軽装で仕事をする環境省の職員=1日午前、東京・霞が関
クールビズが始まり、軽装で仕事をする環境省の職員=1日午前、東京・霞が関【拡大】

 過ごし方を工夫して、もっと涼しく-。オフィスや家庭の冷房を28度に抑え、軽装を促す「クールビズ」が1日、始まった。13年目を迎え、環境省は冷房の抑制だけでなく、自宅を出て涼しいカフェや公共施設に集まる「クールシェア」、夏野菜を取って体を冷やす取り組みも呼び掛けている。

 快晴となった東京都心の1日午前9時の気温は、平年より約4度高い21.7度。霞が関の中央省庁では上着なしのノーネクタイで出勤する職員が目立った。クールビズを推進する環境省の国民生活対策室の増田直文室長は「職場の服装規定に合わせて取り組んでもらい、冷房の適正利用につなげたい」と話した。9月末までの期間中、中央省庁ではポロシャツやアロハシャツ、スニーカーの着用を認める。10月も暑い日は軽装を求める。

 クールシェアは「家族が一つの部屋でだんらんし、他の部屋のエアコンを止める」「ご近所同士で集まる」のもOK。夏野菜はキュウリやトマトなどがお薦め。建物をアサガオやゴーヤなどの葉で覆う「緑のカーテン」も効果が高いという。

 クールビズの認知度は年々上がり、環境省が昨年10月に実施したインターネット調査では約9割だった。

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