生産性向上の足引っ張るサービス業 (1/4ページ)

2017.5.3 05:00

三菱重工業の相模原製作所。製造業では生産性向上に向けた取り組みが進む(同社提供)
三菱重工業の相模原製作所。製造業では生産性向上に向けた取り組みが進む(同社提供)【拡大】

 日本の製造業では、生産ラインの自動化やIT導入の動きが加速している。労働生産性の過去20年間の平均上昇率が主要7カ国(G7)中でトップとなっているものの、全産業の生産性の水準は最下位に甘んじている。背景には、サービス産業やホワイトカラーの職場での伸び悩みがある。

 ◆ホワイトカラーも

 少子高齢化による人口減少で働き手が減っていく日本では、生産性向上が課題と言われて久しい。国立社会保障・人口問題研究所の「将来推計人口」によると、15~64歳の生産年齢人口は、2065年には4529万人と15年比で4割減となる。安倍晋三政権が推し進める成長戦略では、日本の国内総生産(GDP)の約7割を占めるサービス産業の生産性伸び率を20年までに2%へ倍増する方針を掲げている。

 日本生産性本部によると、15年の日本の時間当たり労働生産性は、44.8ドル(4718円/購買力平価換算)で経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国中19位。製造業の1995年以降の生産性上昇率平均値は3.3%と、G7で最も高くなっている一方で、卸小売・飲食宿泊業は0.2%減と、イタリアと並び最下位となっている。

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