【Sakeから観光立国】ロンドンでIWC2017 SAKE部門審査会を開催 (1/2ページ)

2017.5.5 05:00

SAKE部門審査員ら、IWCの関係者=4月25日、ロンドン
SAKE部門審査員ら、IWCの関係者=4月25日、ロンドン【拡大】

 □平出淑恵(酒サムライコーディネーター)

 世界最大のワイン審査会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)のSAKE(日本酒)部門審査会が4月24~26日の3日間、ロンドンで行われた。

 今年の出品数は、同部門創設10周年を記念して兵庫県が審査会を誘致した昨年の1282銘柄には及ばなかったものの、1245銘柄に上り、蔵元は過去最高の390社が参加。審査員は全世界14カ国から集まった。

 日本酒輸出は、政府が支援を開始した2012年以降順調に伸びているが、全生産量の2~3%にすぎず、未開拓の海外市場がほとんどだ。

 集まった審査員たちは日本酒のパイオニアとして各国・地域の市場を開拓している人材であり、各市場を背負っている自負もある。ロンドンでの審査会は“同士”集結という様相だ。

 IWCの役割は品質の優れた日本酒を世界に発信することにとどまらない。IWCのサイトにはワイン部門と並んでSAKE部門の審査員も紹介され、まだ世界的に知られていない日本酒専門家が世界的なワイン専門家と並んで世界に発信されている。ロンドンに集う審査員らの表情は誇らしげだ。

 2日目の審査会の後には、IWCがロンドンバスをチャーターし、市内を回りながら、慰労交流会の会場である市内の人気トルコ料理店に向かった。IWCによるこうした日本酒産業を支える人材の国際的な育成・啓発を間近でみると、グローバルに広がるワイン産業の人材育成から学ぶところは多いと改めて感心させられる。

 昨年の兵庫県大会で、審査員や大会関係者に酒米「山田錦」の田植え体験の機会が設けられた際、IWCのディレクター、クリス・アッシュトン氏の「この稲からできた日本酒を飲んでみたい」との発言から井戸敏三知事が命名した「愛和酒」が醸され、今回審査員に贈られた。

今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。