【マネジメント新時代】「第2集団に落ちてしまった」 上海自動車ショーにみる日系企業の停滞 (1/4ページ)

上海国際自動車ショーの北京汽車のブース=4月20日、中国・上海(ブルームバーグ)
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 □日本電動化研究所代表取締役・和田憲一郎

 フランクフルトモーターショーとならび世界最大級の自動車ショーである上海国際自動車ショーが4月28日に閉幕した。まだ最終の入場者数は発表されていないが、おそらく100万人規模だったのではないだろうか。やや旧聞に属するかもしれないが、筆者が感じたことを述べてみたい。

 中国では、北京と上海にて国際自動車ショーが毎年交互に開催されており、今年で第17回を迎える。上海国際自動車ショーは出品社数で約2000社、出品車数は1300台を超え、まさに世界最大級の自動車ショーと言える。東京モーターショー2015では出品社数160社、出品車数417台であり、いかに上海国際自動車ショーが巨大なショーであるかがわかる。

 会場は虹橋空港から西に位置する「国家会展中心」(National Exhibition and Convention Center)にあり、東京モーターショー会場の約10倍の大きさである。会場がビルの上下に分かれており、1つのブースが大きいので、見て歩くだけでも疲れてしまう。今回も朝一番から丸1日かけて歩き回り、ようやく自動車メーカーのブースは見終わったものの、トラック・バスや部品メーカーエリアまで見ることはできなかった。

熱気がすさまじかったドイツ・中国勢